Battery Checker for NetBSD macppc


NetBSD macppcで動作している powerbook の内蔵バッテリーの状態をX上で表示します。 もともとは山口英氏作の xbattbar ですが、NetBSD-macppcではAPM(Advanced Power Management)はサポートされていない (と言うよりも存在しない)ため、APMを使用したxbattbarはそのままでは動作しません。
そのためNetBSD-macppcのkernelに対してバッテリーのデバイスドライバーを加え、そ れを用いて現在のバッテリー残量を検出し、xbattbarのように表示するように修正しま した。
いくつかのPowerBookでは、バッテリーパックを2つ内蔵させる事ができます。しかし、 現状のデバイスドライバーでは、現在のバッテリー状態を取得する事はできますが、 搭載されているバッテリーの数は取得できないため、セカンドバッテリーの値が0の場 合、セカンドバッテリーは搭載されていないものとして処理を行ないます。

xbattbar用のpatchは無保証です。また、kernelにbattery deviceを加えるためのpatch も無保証です。ご自分の責任で御利用下さい。

利用方法

このプログラムは、

上で動作します。 動作確認は、NetBSD-macppc(2001/08/01 snapshot+NetBSD-1.5X(2001/08/19))が動作して いるApple PowerBook G4(Ti)で動作確認しました。多分、PowerBook G3などでも動作する と思いますが、確認はしていません。
上記環境を準備して、 を入手し、patchを当てた上でcompileして下さい。
xmkmf;makeで出来上がります。
あとは、xbattbarに附属のREADMEを参照して下さい。

NetBSD macppc上でBattery statusを得るためのpatch

このpatch椿井さんによるものです。まだ完成したものではありません。
そのため、現時点ではこのpatchは再配布を禁止します。
一応 NetBSD-current で動作しますが、動作の保証は全くありませんので御了承下さい。

Battery patch for NetBSD macppc

(src/sys/arch/macppc下で)このpatchを当てて、kernelを作成します。

kernel configuration fileにbattery* at obio?
を加えるのを忘れないように。
次に、/dev/batteryを作成します。
mknod battry c 29 0

で出来上がるはずです。