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os:xenserver:tips

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os:xenserver:tips [2019/01/04 02:09] – [FV時にVMに割り当てるNICをe1000にする] seiriosos:xenserver:tips [2019/09/24 14:06] – [XenServer Tips] seirios
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 ====== XenServer Tips ====== ====== XenServer Tips ======
 +
 +===== XCP-ngで2TiB以上の大きさのDiskをVMに割り付ける =====
 +
 +XCP-ng(おそらくはXenServerも)は、XCP-ng Consoleからは2TiB以上のVirtual DiskをVMに割り当てることができない。この場合の2TiBは「割り当てられた全てのVirtual Diskの容量の合計」であって、個々のVirtual Diskの容量ではないことに注意が必要である。
 +
 +しかし、様々な事情により、4TiBのVirtual Diskを持つTimeMachine Backup用のVMを作成したい状況になってしまったので、対応策を以下に記載する。
 +
 +==== 準備 ====
 +今回は、Boot用に10GiB、データ用に4TiBのVirtual Diskを持つVMを作成するものとする。
 +
 +  - XCP-ng Console等から新規VMを作成する。
 +  - 普通通りにVMを作成すれば良いが、自動起動をOffにすることと、起動用の10GiBのDiskのみをVMにattachしておく。
 +  - 作成が終了すれば、VMは起動されないので、準備完了
 +
 +==== 4TiBのDiskをAttachする ====
 +この作業はXCP-ng Consoleからはできないので、XCP-ngにloginし、CLIを駆使して作業する。
 +
 +  - ''xe sr-list name-label=NameOfNAS''
 +    * ここで、SRのUUIDを取得する。取得したUUIDを以下 [SRuuid] と表記する
 +  - ''vgs | awk '{print $1}' | grep [SRuuid]''
 +    * ここで、VG名があることを確認する。取得したVG名を以下 [VGname] と表記する
 +  - ''lvcreate -L4T -n"LV-"$(uuidgen) [VGname] --config global{metadata_read_only=0}''
 +    * ''-L4T'' は容量が4Tということなので、自分の必要な容量を指定すること
 +  - ''xe sr-scan uuid=[SRuuid]''
 +    * XCP-ng側で新たに作成したLVを認識させる
 +
 +これで、XCP-ng ConsoleのSRから新たに作成したVirtual Diskが見えるようになっているはずなので、XCP-ng consoleから確認し、準備で作成したVMにattachする
 +
  
 ===== XCP-ngでlocaldiskの処理をする ===== ===== XCP-ngでlocaldiskの処理をする =====
os/xenserver/tips.txt · 最終更新: 2023/10/25 03:10 by 127.0.0.1

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