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os:xenserver:tips

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os:xenserver:tips [2023/10/25 02:18] – [まくら] seiriosos:xenserver:tips [2023/10/25 03:06] (現在) – [注意点] seirios
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 ^         NIC         ^ Host A ^ Host B ^ 備考 ^ ^         NIC         ^ Host A ^ Host B ^ 備考 ^
-        Onboard igb |   eth0 |   eth1 |  GbE  |+| Onboard igb         |   eth0 |   eth1 |  GbE  |
 | Chelsio T520 Port 0 |   eth1 |   eth0 | 10GbE | | Chelsio T520 Port 0 |   eth1 |   eth0 | 10GbE |
 | Chelsio T520 Port 1 |   eth2 |   eth2 | 10GbE | | Chelsio T520 Port 1 |   eth2 |   eth2 | 10GbE |
行 59: 行 59:
   - 以下の作業を実行する   - 以下の作業を実行する
     - Console(xsconsole)からshellを実行     - Console(xsconsole)からshellを実行
-    - xe pif-list を実行 +    - ''xe pif-list'' を実行 
-    - 不要なpifを ''xe pif-forget uuid=xxx''を実行して削除 +    - 不要なpifを ''xe pif-forget uuid=xxx'' を実行して削除 
-    - ’’xe pif-scan host=xxx'' を実行して、PIFを登録する +    - ''xe pif-scan host=xxx'' を実行して、PIFを登録する 
-    - ''xsconsole''から''Network and Management Interface''メニューで、管理I/Fを設定する+    - ''xsconsole'' から ''Network and Management Interface'' メニューで、管理I/Fを設定する
   - あとは、XOAで認識させて、必要な設定を実行する   - あとは、XOAで認識させて、必要な設定を実行する
  
 === 注意点 === === 注意点 ===
   * 状況にもよるのだろうが、対象となるXCP-ng Serverがpoolに所属している場合、xeコマンドが正しく動作しないことがあった。その場合、poolから当該のserverを外す必要がある   * 状況にもよるのだろうが、対象となるXCP-ng Serverがpoolに所属している場合、xeコマンドが正しく動作しないことがあった。その場合、poolから当該のserverを外す必要がある
 +    * おそらく、Poolに所属している場合、同一Pool内の他のマシンの情報を取得しようとして固まるのだと思われる
   * もしdevice名を変更したいNICがManagementのNICである場合、xe pif-forgetでもpifを削除できない。   * もしdevice名を変更したいNICがManagementのNICである場合、xe pif-forgetでもpifを削除できない。
     * この場合、別にNICにManagement Networkを割り当てて(xsconsoleから設定すれば良い)、Management Networkではないように設定する必要がある     * この場合、別にNICにManagement Networkを割り当てて(xsconsoleから設定すれば良い)、Management Networkではないように設定する必要がある
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 一般に、通常のInternet通信ならMTUを1500以外に変更する意味はない。Flet'sでPPPoEを利用する際に若干小さくする(1480Bytes程度)にすることは無駄ではないが、せいぜいその程度。 一般に、通常のInternet通信ならMTUを1500以外に変更する意味はない。Flet'sでPPPoEを利用する際に若干小さくする(1480Bytes程度)にすることは無駄ではないが、せいぜいその程度。
  
-しかし、LAN内で特にStorageのような通信量が多いNetworkで10G I/Fをフィ用している場合においては、MTUが1500ではNetwork的に遅くなるし、CPU負荷も(若干だが)上がってしまう。+しかし、LAN内で特にStorageのような通信量が多いNetworkで10G I/Fを使用している場合においては、MTUが1500ではNetwork的に遅くなるし、CPU負荷も(若干だが)上がってしまう。
  
 特にXCP-ngのStorage Network(iSCSIとかNFSを利用しているNetwork)においては、MTUの差は大きく効くことになる。 特にXCP-ngのStorage Network(iSCSIとかNFSを利用しているNetwork)においては、MTUの差は大きく効くことになる。
  
-しかし、XCP-ng単体では、NetworkのMTUを変更できないので、以下に変更の手順を。(なお、前提としてXCP-ng 8.2以降、XOAによる制御環境とする)+しかし、XOA 単体では、NetworkのMTUを変更できないので、以下に変更の手順を。(なお、前提としてXCP-ng 8.2以降、XOAによる制御環境とする)
  
   - XOAで対象のPoolに接続し、Network Tabを開く   - XOAで対象のPoolに接続し、Network Tabを開く
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 ===== XCP-ngで2TiB以上の大きさのDiskをVMに割り付ける ===== ===== XCP-ngで2TiB以上の大きさのDiskをVMに割り付ける =====
  
-XCP-ng(おそらくはXenServerも)は、XCP-ng Consoleからは2TiB以上のVirtual DiskをVMに割り当てることができない。この場合の2TiBは「割り当てられた全てのVirtual Diskの容量の合計」であって、個々のVirtual Diskの容量ではないことに注意が必要である。+XCP-ng(おそらくはXenServerも)は、XCP-ng Console/XenConsole/XOA からは2TiB以上のVirtual DiskをVMに割り当てることができない。この場合の2TiBは「割り当てられた全てのVirtual Diskの容量の合計」であって、個々のVirtual Diskの容量ではないことに注意が必要である。
  
 しかし、様々な事情により、4TiBのVirtual Diskを持つTimeMachine Backup用のVMを作成したい状況になってしまったので、対応策を以下に記載する。 しかし、様々な事情により、4TiBのVirtual Diskを持つTimeMachine Backup用のVMを作成したい状況になってしまったので、対応策を以下に記載する。
os/xenserver/tips.1698167917.txt.gz · 最終更新: 2023/10/25 02:18 by seirios

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