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tweet:2015:0203_01

Facebookに書いた駄文(20150203)

相変わらずグダグダな、整理できてないことを書いてみる。

インターネットのインフラに絡んで、はや25年になる。 この間の技術の進歩の話は置いておいて、今は運用のことを。セキュリティのコンテクストの中で、今日運用の話を幾つか見かけたので、も少し全体的な運用について書きたくなったから。

インターネットに接続されているシステムにおいて、運用は常に「後回し」にされ、顧みられることは少ない、しかしながら非常に大切な機能であると思う。

この「運用」ってやつは、利用者から見えない事が最も重要な事であって、「運用が見える=何らかの問題がある」事態であるわけです。これが意味することは、「利用者のみならず、システムを保持している者」にとっても、運用が見えなくなるということです。 また、「運用」という行為は、非常にチマチマした、わからない人が見たら「何の意味があるのかわからない」作業の集合体であるということです。 なので、運用経験のない人から見ると「無駄の塊」に見えるし、個々の作業が細いから「全体の行為内容にかかる作業量」が把握出来ず、むしろ、個々の小さい作業に引きずられて作業量を少なく見積もられがちになります。その結果引き起こされるのが、人員削減や、維持コスト削減というやつですね。いっぱい見てきました。

加えて、システムを作る側は、運用経験がないか、乏しいので、「運用が楽になる」システムを構築してくれることは稀です。考慮してくれたとしても、案外的外れなものが多い。これは、システムを設計するときに、運用視点が足りないことによって引き起こされるものです。その意味で、設計者側に多くの問題があるものです。運用側に相談があることは稀だし、あっても、運用側が何をお願いすべきなのかを適切に伝えられるかという問題も、もちろんある。その上で、少なくとも日本の会社組織で、「運用を正しく理解し適切に評価している」ところは非常に少ない。

このような運用環境の中で、一つのシステムを動かし続けることというのは、並大抵の事ではありません。 だって、動かし続けてもその意味が理解されず、感謝もされず、評価もされないから。

運用というのは健康のようなものであって、病気になってから(障害が起きてから)初めてその存在に気づくものなのです。少なくとも日本の会社組織で、「運用を正しく理解し適切に評価している」ところは非常に少ない。 これは、運用者の側から見れば、本当に悲しい事で、自分がそのシステムを支えているというプライドをモチベーションにするしかない。そうでなければ、普段評価されることもなく、何かあると責められるという仕事を続けられないわけです。

こういう状況が何を産むかといえば、凝り固まった運用、責任回避的反応、その結果としての、新しいことが出来ない環境だと思うのです。

ここまで書いたことは、勿論、ある意味での極論なのですが、なぜか、この極論のような環境をしばしば見かける。 恐らくは、管理側の経験の欠如、想像力の不足、非合理な過度のプレッシャーからくるものだと思うんですね。で、運用側に甘えてしまってそこから目を背ける。 また、運用側も、恐らくは(それまでの経験からくる)恐れ、勉強・訓練不足、整理した上での説明・報告不足、諦めなどがないまぜになって、唯々諾々と従う。 これが、現在のシステム運用環境における状況ではないかと思うわけです。 (勿論、こういうところばかりではないですが)

本来、運用者ってもっと尊敬されていいと思うんですよ。運用者がもっと声をあげてもいいと思うんですよ。それができる環境が本当に必要だと思うのです。

今の日本の運用って、恐らくはオーバークオリティなんだと思う。その原因は、恐らくは世界一厳しいと言われる利用者のプレッシャーなんだと思う。でもね、厳しいのはいいけどモンスターになってはいけない。 今の運用者の置かれてる環境は、「身内の中にいるモンスター」に理不尽な要求をされて、その要求と現状の整合性を取ることができない状態なのではないかと思うのです。 システムってのは箱物ではないのだよ。箱物よりもはるかにたくさんの「維持の為の仕事」があるのだよ。

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tweet/2015/0203_01.txt · 最終更新: 2015/05/20 15:02 (外部編集)