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つぶやき
技術系や雑感等は再編集して本文の記事にする事を前提としているので、こっちにLinkを張らないでください。
年金機構問題における部外者の反応を見て思った雑感
昨日の駄文が結構多くの人の目にとまったらしく、嬉しいやら恥ずかしいやらという状態なのだが、人並みに自己顕示欲くらいはあるので、もう少し駄文を書いてみようと思う。
少なくとも昨日の駄文よりもさらに駄文なので、おヒマな方どうぞ。 あと、あくまでも個人の雑感なので、どういう感想を持っていただいても構わない(当方は感知しない)が、気に入らないなら「華麗に」スルーしてください。
ちなみに、私も「部外者」なので、もちろん「天に向かって唾を吐いている」事は自覚がある。自分に対する戒めも兼ねて。
さて、年金機構の問題に関わらず、今の日本はこの種の「華麗にスルーする」というスキルが無くなって来ている気がしている。 ちょっと何かあると、反射的に「非難」の意見を匿名(と思しき)方法(twitterや2ch等)で無造作に表明する。 その意見表明は、多くの場合、「非難」であって「批判」になっていない。 年金機構の問題で云っても、「そんな不審なメールを開くのが悪」的な意見を表明する方々が非常に多い。
はっきり言うが、この種の非難をしている人の多くは「不審なメールは誰にでもわかるものである」という「とてつもなく大きな誤解」をしているようにしか見えない。
10年前ならいざ知らず、今時のこの種の攻撃(の一部)は、「不審メールと思えない」ような精度で実施されている。 一部の「セキュリティ知識を十分に持つプロフェッショナル」ですら引っかかる事があるようなレベルである。 要するに、今回非難している方々の、おそらく、ほぼ100%近くが、まともに攻撃を受けたら引っかかるようなレベルのものである場合があるということ。 しかも、このレベルの攻撃なら、引っかかった時に「引っかかったと認識できない」レベルであると言える。
ただし、今回の年金機構に来たメールがそのレベルのものだったかどうかは寡聞にして知らない。そのレベルのものであっても全く不思議はないし、逆に「こんなモノに引っかかったのかよ」レベルであったかもしれない。 ここで言いたいのは、そういうレベルの攻撃が、もう普通に行われているということ。
ここで、「セキュリティ知識を十分に持つプロフェッショナル」の方々が違うのは、
- 引っかかったかどうかを判定するための判断材料の収集を「自動化」している・することができる
- 引っかかった可能性が高いと判断した時に、最小限何を行うべきかを熟知しており、そういう行動をそれこそ反射で実施する
- 実際に引っかかったかどうかを調べるための手段を持ち、その手段を適切に取ることができる
- 引っかかった時の影響範囲を(大まかにでも)想定でき、どうすればよいかを判断できる
- 引っかかった時の被害を最小限に抑えることができる
- 最終的に何が起こったと考えられるかを他人に説明できる
ということ。
つまり、「セキュリティ知識を十分に持つプロフェッショナル」は、技術力があるかどうかではなく、何をどうすればよいのかを正しく認識しているのである。 もう少し言えば、「どこまでを自分で判断するか」、「どこからは他の力を借りるか」を想定し、判断することができる人のことをいうのである。
このような判断(作業)を普通のように行える人は、情報を「効率よく」収集し、自分の判断を素早く行えるようにする努力を「継続的に」実施している。(むしろ、すでに努力ですらなく、習慣化している状態かもしれない) 従って、反射的な反応はあったとしても、入手してくる情報によって常によい方向にフィードバックをかけ、正しい方向に修正することができるし、その修正速度も非常に早い。
さて、反射的に「非難」するだけの人。 この種の人たちは、「自分の仮説」や「自分の思い込み」に都合のよい情報を収集するのが非常に早い。その上で、一度自分が建てた仮説にしがみつき、その仮説が間違っているかもしれないという事を受け入れず、指摘された場合過剰反応するというループを繰り返す。
こういう人たちに必要なのは、いわゆるスケープゴートである。 要するに、「非難されても仕方がない」と「(自分の)周囲の人たちが思ってくれる」攻撃対象である。 しかも、攻撃対象がいわゆる「お上」であるならなお都合が良い。 なぜなら、「弱い立場の自分」が権力を持っている「お上」に対して物申して憂さを晴らす事ができるから。
さて、よく考えると、「セキュリティ知識を十分に持つプロフェッショナル」が実行している事は普通の人にだってできる「はず」の事である。 (よく見てほしいが、「セキュリティのプロ」の話をしているわけではない。)
もちろん、「セキュリティ知識を十分に持つプロフェッショナル」と同じ位の速度・同じ位の精度で実施することは難しい。 しかし、時間や精度は知識や経験で、より短く・より高くなっていくものである。 そのために必要なのは、
- 「ちゃんと考えておくこと」、つまり事前の準備
- 「時々でいいから」継続して見直すこと
くらいのものである。
問題は、「継続的に」情報を集める事と、集めた情報を以って、自分の仮説・思い込みを「適切に修正し続ける事」が難しい事である。
前者の難しさは、「習慣的に」実施できるようになるための努力が続かない(自分がまさにそう)こと。
後者の難しさは、自分の間違いを認めることに対する「不快感・恥ずかしさなどに対抗する」ことが心理的に難しいこと。
特に(個人的には)後者の問題が非常に大きい。
しかし、もう、反射的に「非難」して憂さ晴らししていられる状況ではなくなってしまったと思う。
日本では、すでにインターネットは一般に普及し、大多数の人がすでにインターネットをなんらかの形で利用している。もうすぐ、マイナンバーも施行される。GoogleやAmazonに限らず、e-Commerceなどでは、購買履歴などの情報も蓄積されているだろう。さらにはIoTなど、世の中を変えていく技術がどんどん出てくる。
そういうときに、「利便性をできる限り損なわず、可能な限り安全に」インターネットを利用するにはどうするべきか。 非難して憂さを晴らしている場合じゃないし、他人が護ってくれるという幻想は捨てるべきだと思う。
結局、いつものとおり、まとまりのない駄文であるけど、最後に一言。
なぜか日本では、水に落ちた犬を叩く事で何かした気になる人が多すぎる気がします。明日は我が身という事を本当に考えるべきです。
水に落ちた犬に手を差し伸べるような社会の雰囲気とセキュリティ運用が望まれると思います。
以上、駄文でした。
Facebookに書いた駄文(20140822)
この間、ふと思った事。
IPv6が広がるのがこれだけ遅くなってしまった最大の原因は、(少なくとも日本では)Yahoo!BBなんじゃないかなぁ。
それまでは、Windows95/98のおかげでInternetにつながったと言っても高々DialUpであって、常時接続じゃなかった。
IETFのIPngWG Interim meetingが東京で開催されたのが1999年。 この時には、少なくともFreeBSD/NetBSDではIPv6 kame実装が動いていたし、IPv6 Install大会とかやっていたし、アドレス割当もしてたし、Cisco RouterでIPv6が(Betaではあっても)扱えたし。 2000年以降にYahoo!BBが安価でADSL Internetを普及させた事を考えると、IPv6 Stackの実装の方が少し早かった訳だし(BUGも仕様の不足もたくさんあったにしても)。
もし1999年にWindows95用のIPv6 Protocol StackがWindows98に実装されていたら、DialUpが常時接続に変わるタイミングでIPv6という可能性もあったのかなぁ?とちょっと思ってしまった。
8+8(12+4)とかAGUAとかの「理想を実装しようとしていた」時代に、常時接続になるまえにIPv6をDeployできたら、もしかしたら歴史は変わったのかもしれない。
追記: Yahoo!BBが悪いと言っているわけじゃないのは、僕の知り合いなら理解してくれると思うけど、一応注記しておきます。
kazuさんとかitojunとかjimmeiさんとかKAME ProjectのみんながIPv6 Protocol Stackを実装していた頃、まさかこんなに早く常時接続が普通になるとは想像もしてなかった(そうしたいとはみんな思っていた)と思う。
Yahoo!BBは常時接続を安価にしかも普通に一般に広げた素晴らしい功績があると思うけど、ProtocolのDeployという意味では「もう少し時間があったら…」と思うところもあるということです。
何れにしても、今更歴史の歯車は逆向きには回らない。 今後、どうIPv6を使えるようにするのか? 複雑になってしまったInternet Infraをどう単純化し、安定性を向上し、運用負荷を下げ、拡大して行くのか? をそろそろ本格的に考えないと。 僕らの子供が大人になるころInternetが破綻してバラバラになってしまわないように。
まぁ、別にInternetじゃなくたって、IPv6じゃなくたっていいんだけどね。 「Alternativeがある」のならば。 Alternativeがないなら、今あるものでうまくやって行くか新しいものを作ってDeployするしか無いんだよ。
NetBSDとCentOSのBackupスクリプト
Backupを色々考えていたら、望むようなBackup取得手法が見当たらず、ついかっとなって作ってしまった。後悔はしていない。
WordPress移設
かきかけ
某所でWordPressを動かしているわけだが、こいつが古すぎるわけで、いっそDataだけ残して、OSごと一気にUpdateしてやろうと思い立った。というわけで、その作業記録。
OSにCentOS6を、DBにはMariaDBを利用するという暴挙を「やってみる」
- installで基盤となるCentOSを設定し、
- OSにMariaDBをInsatllで、MariaDBをInsatllし、
- MariaDBの初期設定でMariaDBを動くようにしたら
- やっと本命のWordPressの移設話。
WordPress乗っ取りについて考えてみた
世間で姦しいので、WordPress乗っ取りに関して考えてみた。
17:15 追記: どうやら、世間で姦しい方の乗っ取りに関しては、末尾の備考に追記した方が本命でこの推測は予測しすぎという結論に落ち着きそうです。
あくまでも、個人的に考えただけなので、どこかで発生している何かがこんな流れであるということではありません。
- 以下の内容は、端から見た「どこかの事案」を元にした(勝手な)推測である。
- 以下の内容は、「仮に似たような事案があったとしても、あくまでも」、特定の誰かを対象としたものではない。
という前提で読んでください。
** こんな世知辛いことを書かなきゃいけない今のInternetってどうなのよ?という話は、いつかまた、機会があれば。**
