networkapp:funcload
Funkload
Web Performance測定系の記事を、別にまとめたいとは思っている。が、思っているだけ。
今回は、取り敢えず、OS-Xに Funkload をInstallしてみた。 Install対象は、OS-X High Sierra。なので、HomeBrewを利用した。
FunkloadはPythonで記述されたWeb Performance測定系のシステムである。
OS-Xのシステム(少なくともLeopard以降High Sierraまで)には、標準でPythonが導入されていることが確認されている。
- 2014/01/16時点の最新のMavericksにはPython2.7.5が入っていた。
- 2017/07/12時点の最新版(とは言えdevelopers beta)には、Python2.7.10が入っていた。
Funkloadはこれで動作するはず。
というわけで、以下Install手順。
- まず、gnuplotを導入。
brew install gnuplot
- virtualenvを利用して、汚染されてもよい環境を作る
- Web Siteは、場合によってSiteが汚染され、Virusや変なJavaScript、Japa Applet等が【意図せず】に置かれている場合がある。
- 本来、こういうのは奇麗に除染するべきだが、それは別の話題。
- このような汚染されている環境対して「間違って・意図せずに」測定をすると、測定環境が汚染される恐れがあるので、汚染されてもよい環境を作る
$ curl -O http://python-distribute.org/distribute_setup.py $ sudo python distribute_setup.py $ sudo easy_install pip $ sudo pip install virtualenv
- Pythonに関してはよく判らなかったので、distutils, setuptools, distribute, pip, virtualenv, buildout 再掲を参照した。簡単にまとめると、
- easy_install: Rubyに於けるgemのようなもの。要するにPython Packageを管理するためのコマンド
- distutils: Python標準パッケージ。最小限のパッケージ管理に使う
- setuptools: (恐らく)Obsolete。標準のdistutilsを拡張したもの
- distribute: setuptoolsからforkしたクローン。現在はこちらが主流の模様。Python3を利用するならこっち必須
- pip: easy_installと同様の機能を提供するコマンド。PyPI(Python Package Index)から自動でPackageを取得するなど、利便性が向上する
- virtualenv: Python仮想環境を構築する。
- なお、Pythonでeasy_installで導入したpackageをUninstallする方法はよく判らない。
- というわけで、Pythonを使い始める時に、さっさとdistributeを導入して、全てのPackageをそこから導入するようにしないとダメそうです。個人的には、こういうPackage管理って気持ち悪い…
- distributeを配布するサイトがhttp://python-distribute.orgってのも微妙。PyPIで配ればいいのに。
- VirtualEnv上に環境を作って、FunkloadをInstall
$ mkdir /tmp/Funkload $ cd /tmp/Funkload $ virtualenv .fl $ source .fl/bin/activate $ pip install funkload
取り敢えず、導入は出来た。使い方は、色々使ってみてから。
networkapp/funcload.txt · 最終更新: 2017/07/12 11:06 by 127.0.0.1